規格の概要

◆JUSE-GMP(適正製造規範)
ISO/TS 22002シリーズに基づいた衛生管理等食品安全管理に関する要求事項が手順化され、実施されることにより、効果的な食品衛生を行っていく管理手法となる規格です。

規格要求事項の構成

  1. 専門家チームを編成するなどマネジメントシステムの構築
  2. 一般衛生管理の実施
  3. 対象となる製品の仕様特性について記述する(仕様書)
  4. 検証方法を設定し、検証する(個々の検証)
  5. 文書・記録の維持管理方法を決め、文書管理などを行う

認証取得から得られるメリット

  1. 食品衛生管理の基本が出来る
  2. 消費者や納入先に食品衛生管理についてアピール出来る
  3. ビジネスチャンスが拡大する
  4. 従業員の食品衛生に関する知識や関心が向上する
  5. 法令順守(コンプライアンス)が推進される
  6. 現場における実践的な衛生管理が出来る
  7. FSSC22000認証に向けて道が拓ける

食品に関連する事故や、製品回収事例は後を絶たず、食品の安全性に対する社会の目も厳しくなっています。また、対米・対欧州輸出が盛んになりFSSC22000認証が増えつつある中で、JUSE-GMPに取り組むメリットは大きいと言えます。

食品安全ギャップ診断

日科技連の「食品安全ギャップ診断」とは

◆現場の衛生管理基準がどの程度のレベルなのか知りたい
◆自社の管理手段(ルール)と現場の運用との乖離を知りたい
◆取引先からの要求で作り上げた衛生管理基準が一般的に通用するのか知りたい
◆FSSC 22000認証取得に向けて、経営者を説得する報告書(診断結果)が欲しい
◆現在、食品事故等の問題が起きていないことの裏付けが欲しい
◆自社の強み・弱みを見える化したい

など、多くの事業者の方々の声を反映して提供しているサービスです。
世の中で求められる食品安全管理レベルを把握するためにも、是非、「食品安全ギャップ診断」をご活用ください。